後生川うつ専門研究所

まずはセルフチェック

「まだ大丈夫」と思っている今、
確認してほしいこと

今の状態を、このままにしてよいでしょうか。
身体・生活・治療・仕事・人間関係を一度俯瞰し、 「相談する時期かどうか」を考えるためのページです。

「病院には通っているから大丈夫」 「仕事には行けているから、まだ休むほどではない」 「以前のうつほどひどくないから、再発ではないと思う」

そう考えながら、つらさを抱え続けていませんか。 うつ状態や再発の兆候は、ある日突然、分かりやすく現れるとは限りません。

眠れない。食事が乱れる。仕事に時間がかかる。 休日は横になって終わる。通院して薬を受け取っても、生活は変わらない。 そのような変化が、少しずつ重なっていくことがあります。

以前の自分と比べながら、当てはまる項目の「□」にチェックを入れてください。

このページは、診断を行うためのものではありません。

うつ病の診断、重症度の判定、医療機関での診察や治療の代わりにはなりません。 今の身体、生活、治療、仕事、人間関係を俯瞰し、 「このまま様子を見てよいのか」「誰かに相談した方がよいのか」を考えるための質問です。

身体と生活リズム

生きるための土台が、少しずつ崩れていませんか

立ち止まって考えてみてください

身体の不調を、年齢や仕事の忙しさだけのせいにしていませんか。 睡眠や食事、清潔を保つことまで難しくなっている場合、 気力だけで立て直そうとすることには限界があります。

感情・思考・判断力

あなたの心から、余白がなくなっていませんか

立ち止まって考えてみてください

「落ち込んでいるだけ」「自分が弱いだけ」と片づけていませんか。 考える力や判断する力が落ちているときに、一人で重大な決断を続けると、 さらに疲弊してしまうことがあります。

治療と回復への向き合い方

通院しているだけで、回復への道筋は見えていますか

薬を受け取ることは、大切な治療の一部です。 しかし、診察と診察の間をどう過ごすのか。 生活の何を整え、何を減らし、何を主治医に伝えるのか。 具体的に決まっているでしょうか。

通院していることと、回復への準備が整っていることは同じではありません

薬を自己判断で減らしたり、中止したりすることは避け、 薬については必ず主治医へ相談してください。

一方で、「薬をもらって帰る以外に、何をすればよいか分からない」 という状態も、そのままにしないことが大切です。

仕事・家庭・人間関係

「今まで通り」を続けるために、無理を重ねていませんか

出勤できているから、大丈夫とは限りません

仕事を続けるために、家庭生活、睡眠、人間関係、自分の時間を すべて犠牲にしていないでしょうか。 表面上は働けていても、その状態を長く続けられないのであれば、 一度立ち止まる必要があります。

AI・インターネットで解決方法を探し続けていませんか

答えをたくさん集めても、あなたの現実は変わっていますか

眠れない夜に、スマートフォンで症状を検索する。

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AIやインターネットの情報は、病気について知り、 自分の気持ちを整理するための有効な手段です。 しかし、情報を得ることと、 あなたの生活に必要な解決策が見つかることは同じではありません。

情報を集めるだけでは、変わらないことがあります

あなた自身が言葉にできていないことは、AIにも伝わりません。 そして、どれほど正しい情報を読んでも、 「あなたの場合、何が回復を妨げているのか」 「どの問題から、どの順番で取り組むのか」までは、 一般的な情報だけでは判断しにくいことがあります。

「分かった」と「変わった」は、同じではありません。

回復方法について詳しくなっても、生活が変わっていなければ、 問題が解決したとは限りません。 必要なのは、情報を増やし続けることではなく、 現在の自分に必要な行動を選び、現実の生活の中で実行することかもしれません。

AIやインターネットを使うことが悪いのではありません。 問題は、何度も答えを探しているのに、 現実が変わらない状態を続けることです。

そして、情報を探している間にも、時間は過ぎていきます。 「調べる」時間が長くなるほど、 心と身体の負担は静かに積み重なっていきます。

お金とこれからの生活

この状態が続いても、今の生活を守れるでしょうか

半年後も、同じ状態を続けたいでしょうか

早めに現状を整理することは、仕事を辞めることでも、 すぐに休職することでもありません。 今ある選択肢を失う前に、身体、治療、仕事、家族、経済面を整理し、 何から取り組むべきか考えることです。

当てはまった数だけで、
状態は判断できません

一つしか当てはまらなかったから大丈夫。 たくさん当てはまったから重症。 そのように、数だけで判断することはできません。

大切なのは、次の点です。

  • 以前より状態が変化しているか
  • 生活や仕事に、どの程度影響しているか
  • 自分一人で立て直す方法が見えているか
  • 現在の治療に、回復後まで見据えた道筋があるか

一つしか当てはまらなくても、 以前と違う自分に気づいたなら、それは大切なサインです。

一方で、うつ病は「治療していれば安心」と言い切れない病気でもあります。 厚生労働省の「こころの耳」では、うつ病の再発率は60%とする報告が紹介され、 再発を繰り返すと、その後の再発率がさらに高くなると説明されています。

だからこそ、「様子を見る」だけの時間を長くしすぎず、 今の状態を今のうちに整理しておくことが大切です。 早く動くことは、大げさなことではありません。

出典: 厚生労働省「こころの耳・職場復帰のガイダンス」 厚生労働省「うつ対応マニュアル・資料編」

特に、次のいずれかを感じた方は、 一度、現状を整理する時期かもしれません。

  • 何から手をつければよいか分からない
  • 病院には通っているが、生活は変わっていない
  • 再発を繰り返している理由が分からない
  • 家族や主治医に、本当の状態を話せていない
  • 仕事を続けることに限界を感じている
  • 半年後も今のままだと思うと不安になる

INITIAL CONSULTATION

初回面談で、
今の状態を一緒に整理します

何を変えればよいか分からないまま、 時間だけが過ぎていませんか。

初回面談では、無理に契約を勧めたり、 その場で結論を求めたりすることはありません。 現在の治療を否定するのではなく、治療を続けながら、 診察室の外で何を整える必要があるのかを一緒に考えます。

ご家族からのご相談にも対応しています。 ご本人がまだ相談する決心を持てない場合や、 どのように声をかければよいか分からない場合も、 まずはご家族だけで現状をご相談いただけます。

初回面談で整理すること

  • 現在の身体状態と生活リズム
  • 通院、服薬、主治医との関係
  • 調子を崩した背景と現在の負担
  • 仕事、休職、復職、退職に関する悩み
  • 家族関係と周囲の支援状況
  • 再発を繰り返す要因
  • 今後、優先して取り組むこと
  • 一人で進められることと、支援が必要なこと
面談を受けたからといって、継続支援を申し込む必要はありません。 まずは現在地を整理し、 「このままでよいのか」「何から始めるのか」 を明確にするための時間です。

半年後も同じ悩みを抱える前に、
今の状態を一度整理してください。