ご本人を支えるあなたが、
ひとりで全部を抱え込まないために。
「何を言っても聞いてくれない」「どこまで世話をすればいいのか分からない」
「このまま家族だけで支え続けられるのだろうか」。
後生川うつ専門研究所では、支えるご家族のために、全国訪問・対面相談に対応しています。
「一度、家で直接話を聞いてほしい」「実際の生活を見たうえで考えてほしい」と感じた段階で、どうぞためらわずご相談ください。
北海道から沖縄まで、地域を理由に訪問相談をあきらめる必要はありません。
このページは、うつ病のご本人ではなく「支えるご家族」のためのページです。
ご本人を無理に変える方法を探すのではなく、家族が今どう関わればよいのかを整理するための支援です。
家族が先に相談しても大丈夫です。
ご本人が相談を嫌がる。外へ出られない。病気の話をすると怒る。何を言っても黙り込む。 そのようなとき、本人が動き出すまで家族全員が止まっている必要はありません。
ご家族だけで、今起きていることを整理できます。
本人を説得するためではなく、家族が「何をするか・何をしなくてよいか」を判断できるようになるための相談です。
一人の支援者が、ご本人とご家族の状況を多方面から統合して見続けます。
家族相談、生活、医療、仕事、福祉、地域。ばらばらにせず、ひとつの家庭の現実として捉えます。
初回の家族相談から、必要時の訪問、その後の継続支援まで。
原則として同じ担当者が関わるため、 ご家族から伺ったこれまでの経過、本人の生活の変化、通院・服薬、仕事、家族関係、 そして家族自身の疲労が分断されません。
さらに、ただ「同じ人が担当する」というだけではありません。
ご本人の睡眠・食事・生活リズム、通院・服薬、休職・復職、 ご家族の声かけや支えすぎ、家族自身の睡眠や仕事、 福祉・社会資源、その地域で相談しにくい事情まで、 一つの家庭の生活としてつなげて見ます。
支える側のご家族も、心身の不調に近づいていることがあります。
「本人の方が大変だから」と、自分の不調を後回しにしていませんか。
ご本人が眠れない。
そのうち、ご家族も眠れなくなる。
ご本人のことが心配で、仕事中も考え続ける。食欲が落ちる。イライラが増える。 夫婦の会話が減る。家族同士で支援方針がぶつかる。
そして、ご本人を支えていたご家族自身が心療内科を受診することになった――。 私は、そのような厳しい現実も見てきました。
だから私は、ご家族を単なる「介護者」「支える人」とは考えません。 家族自身の睡眠・食事・仕事・心の余裕も、支援の中で確認します。
ご家族が倒れてしまえば、ご本人を支える土台そのものが崩れてしまうからです。
会って話し、生活の場を見ることで、初めて分かることがあります。
言葉だけでは伝わりにくい空気、距離感、生活の様子があります。訪問は、それらを家族と一緒に確かめるための支援です。
家族の緊張感
ご本人の話題になると空気が変わる、家族同士で意見が違うなど、家庭の中の緊張を捉えやすくなります。
支えすぎている部分
家族が先回りしていること、本人に戻せること、専門家へ任せるべきことを具体的に分けます。
本人の実際の生活
睡眠、日中の居場所、活動量、家の中での過ごし方など、ご家族の説明だけでは伝わりにくい部分があります。
本人ができていること
家族が心配する一方で、実際には本人に残っている力もあります。必要以上に奪わない支援につなげます。
家族自身の暮らし
支えることで、家族の睡眠・仕事・食事・外出・夫婦関係がどこまで変化しているかも確認します。
地域特有の抱え込み
通院や病気を知られたくない思い、ご近所との距離、相談先の少なさなども、生活背景として見ます。
遠方だからと、訪問相談をあきらめないでください。
「こんな遠い場所まで来てもらえるのだろうか」と迷う必要はありません。 全国どこからでも、まず訪問希望としてお申し込みください。
会って話さないと分からないこともあります。
オンラインでは、継続して相談できること、移動しなくてよいこと、家族だけで相談しやすいことなど、 大きな利点があります。
一方で、実際にお会いすると、 ご家族の表情、沈黙、会話の間、家庭の空気、ご本人との距離感、 生活の中で家族がどれほど気を張っているかなど、 画面越しでは捉えにくかったことが見えてくる場合があります。
だから私は、オンラインか訪問かを競わせるのではなく、必要な場面で両方を使います。
「来てもらって直接相談したい」というご希望があるなら、それを遠慮する必要はありません。 訪問でしか拾えない情報を、その後のオンライン支援にもつなげていきます。
地域によって、「家族が相談できない理由」が違います。
全国へ訪問する中で、同じうつ病でも、ご家族の孤立の形は地域によって違うと感じてきました。 すべての地域・ご家庭に当てはまるわけではありませんが、実際にその土地へ伺うことで見えてくる背景があります。
首都圏|人は多いのに、家族全体を見ている人がいない
医療機関や相談機関は多くても、親族は離れて暮らし、近所との関係は薄い。 医療は医療、職場は職場、本人は本人、家族は家族と支援が分かれ、 「この家庭全体で何が起きているのか」を継続して見る人がいないことがあります。
地方|「知られたくない」が、家族をさらに孤立させることがある
地域によっては、ご近所同士の距離が近く、 「うつ病だと知られたくない」「精神科への通院を見られたくない」という思いが強くなることがあります。 生活圏から離れた医療機関を選ぶご家庭もあります。
本人だけでなく、家族も隠すようになる
親戚にも言えない。近所にも言えない。職場にも詳しく話せない。友人にも相談できない。 その結果、ご本人の病気だけでなく、ご家族自身の苦しさまで家庭の中に閉じ込められていきます。
訪問することで、家族の「抱え込みの背景」まで見ます
地域との距離感、通院の負担、家族の緊張、相談しづらさなど、 オンラインだけでは十分に伝わらなかった背景を、現地で確認できることがあります。
ご本人の症状だけでなく、ご家族を取り巻く生活と地域まで含めて整理することが、訪問支援の大切な役割です。
ご家族が安心して話せることを、支援の前提にしています。
個人の感覚ではなく、医療・看護・福祉の専門職として守ります。
ご家族から伺った話を、安易にご本人へ伝えることはありません。
家族相談では、ご本人には言えない本音を伺うことがあります。 「もう限界です」「腹が立つこともあります」「正直、家に帰りたくない」 という気持ちも含めて、安心してお話しいただけることが大切です。
私は、「気をつけます」という個人の感覚だけで個人情報を扱いません。 医療・看護・福祉の専門職として、守秘、情報管理、情報共有の範囲を意識して支援します。
- ご家族から伺った内容を、そのままご本人へ伝えることはしません。
- ご本人から伺った内容も、無条件にご家族へ共有することはしません。
- 誰から伺った情報か、共有が必要か、どこまで共有するかを慎重に判断します。
- 近隣や地域の方へ、ご本人の病気や支援内容を伝えることはありません。
- 訪問時も、できる限り周囲に配慮した方法を事前に相談します。
ただし、生命・身体に重大な危険が迫っている場合など、安全確保のため関係機関との連携が必要になることがあります。 その場合も、可能な限りご本人・ご家族へ説明しながら対応します。
家族だからこそ言えない本音を、安心して話せる場所であること。
それがなければ、本当の意味で家族を支えることはできないと考えています。
訪問も、オンラインも。ご家族に必要な方法を選びます。
オンラインを否定するものではありません。オンラインは継続に強く、訪問は生活の場を含めて深く把握することに強みがあります。
オンラインは、家族の「継続相談」に強い
- 全国どこからでも相談できる
- 家を空けにくいご家族も利用しやすい
- 本人に知られず相談したい段階でも利用しやすい
- 家族の迷いや変化を定期的に整理できる
- 訪問後も継続して経過を確認できる
訪問・対面は、家庭の「解像度」を上げる
- 家族同士の距離や緊張を捉えやすい
- 実際の生活環境を確認できる
- 支えすぎ・任せられる部分を具体化しやすい
- 地域特有の相談しにくさも見えやすい
- 訪問で見えたことを、その後の家族支援に反映できる
「来てほしい」と思ったら、全国どこからでもご相談ください。
北海道から沖縄まで対応します。家族の相談を聞いた人と、訪問する人と、その後支える人を分けません。
「訪問してほしい」と思った段階で、遠慮なくお申し込みください。
ご家族が「オンラインだけでは伝えきれない」「一度、家で直接話したい」と感じること自体が、訪問を検討する十分なきっかけです。
お申し込み後に状況を伺い、訪問で確認したいことや面談方法を一緒に整理します。
そして、訪問したその日だけで終わりません。
全国訪問・対面相談 → 必要に応じてオンラインも組み合わせ → その後も家族に継続伴走。
訪問で見えたことを、ご家族の「これから何をするか・何をしなくてよいか」に戻していきます。訪問かオンラインかを先に決めつけるのではなく、両方を使いながら支えます。
ご本人を説得するために、家へ伺うのではありません。
「本人を病院へ行かせてほしい」「仕事へ戻るよう言ってほしい」 という説得を目的とした訪問ではありません。
家族と一緒に整理するのは、
- 今、ご本人に何が起きていると考えられるのか
- 家族はどこまで支えるのか
- 今は何を言わない方がよいのか
- 家族がしなくてよいことは何か
- 本人に任せられることは何か
- 何を医療・福祉・職場・専門家へ任せるのか
- ご家族自身を守るために何を変えるのか
ご家族が「何とか本人を動かさなければ」という状態から、 「今、家族として何をすればよいか分かる」状態を目指します。
ご家族の訪問・対面支援までの流れ
まず、ご家族からご相談ください
ご本人が相談を希望していなくても構いません。家族から見えている状況と、今困っていることを整理します。
家族だけで整理できることを確認します
家族の関わり方、通院・服薬、生活、仕事、ご家族自身の疲労などを多方面から確認します。
訪問をご希望なら、そのままお申し込みください
「一度会って話したい」「家の状況を実際に見てほしい」というご希望を大切にします。遠方であっても、まず地域を気にせずご相談ください。
全国のご自宅等へ伺います
生活環境や家族関係を確認します。ご本人が参加される場合は、目的や面談範囲を事前に確認し、ご家族だけでの対面相談にも対応します。
訪問後、家族の対応を具体化します
家族がすること、しなくてよいこと、本人に任せること、専門家へ任せることを整理し、その後も継続して支援します。
訪問に伴う費用について
必要な費用は、訪問決定前にお知らせします。
- 交通費:実費
- 宿泊が必要な場合:宿泊費実費
- 訪問地域に応じて:別途出張料
- 費用をご確認・ご了承後に日程を調整します
家族支援・訪問支援の範囲について
本支援は、ご本人の診療や治療を代替するものではありません。
- 診断、処方、薬の変更・調整は行いません。
- 服薬変更については、必ず主治医へご相談ください。
- ご本人が面談へ参加される場合は、訪問目的や面談範囲を事前に確認します。
- 強い希死念慮、自傷他害の危険、急激な状態悪化など緊急性がある場合は、主治医・医療機関・救急等を優先してください。
- 訪問によって症状改善・復職等の結果を保証するものではありません。
ご本人だけでなく「支えるご家族の生活」まで含めて伴走します
うつ病の支援では、ご本人に注目が集まりやすい一方で、 そのすぐ隣で支え続けているご家族の苦しさが見過ごされることがあります。
私は、ご家族も支援の対象だと考えています。 医療・看護・福祉・心理・生活・仕事という複数の視点から、 ご家族が抱えている現実を整理し、必要な場合には生活の場まで伺います。
ご本人が動けないときも、
ご家族まで一緒に立ち止まる必要はありません。
本人を変えるためではなく、家族が今の状況を理解し、
「何をするか」「何をしなくてよいか」を判断できるようになるために。
オンラインで継続的に支えることもできます。
そして、「一度会って話したい」「実際の家庭の状況を見てほしい」と感じたなら、その感覚も大切にしてください。
北海道から沖縄まで、私自身が伺います。支えるご家族だけで抱え込まず、訪問・対面相談をためらわずお申し込みください。




